四国屋島の現在の頭領で三代目にあたる狸の総大将『太三郎』。
太三郎は屋島の長で、隠神とも知り合いです。怪物の結石〝幻結石〟を所持していましたが、夏羽と出会って幻結石を託しました。
孫の伊予姫には過保護で、普段はほのぼのとした雰囲気を持つ太三郎。いざという時は頼りになり、屋島に生きる者たちを見守る頼れる存在です。
今回は怪物事変に登場する太三郎について紹介しようと思います。
出典:TVアニメ『怪物事変』公式サイトより
『怪物事変』はジャンプスクエア2017年1月号から連載中の藍本松さんによる漫画作品。
2021年1月から3月までTVアニメが放送されました。
このページでは怪物事変についてまとめています。
※ネタバレ情報あり
太三郎のプロフィール
出典:怪物事変 コミックス14巻より
太三郎(たさぶろう)は四国屋島の三代目の現頭領。別名「太三郎狸三代目」。「太三郎」は受け継ぐ名前なので、このキャラクターにも本当の名前がありますが、本名は不明。
怪物の結石〝幻結石〟を所持していましたが、夏羽と出会って幻結石を夏羽に託しました。
戦闘能力は非常に高く、当初は夏羽を一瞬で仕留める実力がありました。ただ高齢のため、体力面は他の者に比べて劣ります。
屋島には〝表〟の世界と〝裏〟の世界があり、「裏屋島」と呼ばれる〝裏〟の屋島は太三郎が作りました。主に〝表〟では人間が生活していて、〝裏〟では狸が生活しています。太三郎自身が〝表〟の屋島に出てしまうと裏屋島は無くなってしまいます。
屋島に生きるすべての命は自分が守り切るという強い正義感を持っています。
孫の伊予姫には甘く、過剰に守る一面があります。普段は狸の姿をしていますが、これは伊予姫に受けが良いという理由からです。
裏屋島での太三郎の戦い
裏屋島に侵入して来た敵の狐・赤城と花楓を相手に太三郎は捨て身の覚悟で戦いました。〝裏〟の屋島に住む狸たちを〝表〟に逃し、自身は裏屋島全体を圧縮させて空間を潰し、敵と一緒に裏屋島もろとも消える覚悟で戦いました。
終戦後、治療を受けましたが回復することはなく今回の戦いで死去。
屋島の頭領の名前である「太三郎」は孫の伊予姫が引き継ぎ、四国狸の「太三郎狸四代目」は伊予姫に決まりました。
【太三郎の技】
屋島三十六景『瀬戸内之白波』・・・・・・大きな津波を出す技。この技を使って太三郎は裏屋島を消すために空間全体を縮めていることを相手に気づかれないようにしました。
屋島三十六景『篠突雨龍』・・・・・・龍の形をした波を出す技。龍の波を操って相手を攻撃します。
まとめ
太三郎は四国屋島の頭領として屋島を守っています。
屋島に長く生きていることから知識が豊富で実力もかなりのものです。作中ではコミックス6巻・7巻での幻結石入手の話や13巻・14巻の裏屋島での戦いで活躍する場面がありました。
普段はかわいい狸の姿をしているおじいちゃんですが、いざという時は屋島の頭領として頼れる存在ですね(*^ ^*)
特に裏屋島での太三郎の戦いは見ものです!
裏屋島での戦いでは大活躍の太三郎です。終戦後に亡くなってしまいますが怪物事変の狸のキャラクターではとても印象に残るキャラクターでした。太三郎かわいい^^
屋島の頭領は新たに伊予姫が引き継いだので、これからは孫の伊予姫が頭領として活躍していくことでしょう。
今回は怪物事変に登場する太三郎について紹介しました。
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