出典:怪物事変 コミックス6巻より

青森県の山奥にある雪の里という里で生まれたユキオナ『氷雨』。

雪の里は晶と結が生まれた場所でもあり、氷雨は晶と結が幼い頃から知っている人物です。
作中では晶と結の過去編で登場。氷雨は里では周りの者よりも優れた存在で、先代の子を一番多く産んだ者でもあります。

里ではリーダー的な存在の氷雨。雪の里の者は現在は晶と結以外にいなくなってしまいましたが、氷雨は晶と結の過去編に大きく関わった人物です。

今回は怪物事変に登場するユキオナ・氷雨について紹介しようと思います。

ものへん』はジャンプスクエア2017年1月号から連載中の藍本松さんによる漫画作品。
2021年1月から3月までTVアニメが放送されました。
このページでは怪物事変についてまとめています。
※ネタバレ情報あり




氷雨のプロフィール

氷雨(ひさめ)は青森の山奥にある里雪の里』に住むユキオナ

晶と結の故郷でもある雪の里は200人程度のユキオナと100年に一度しか生まれないと言われるユキオノとで成る怪物の里。

里のユキオナたちの中では氷雨は優秀な存在で、先代の子を一番多く産んだのは氷雨でした。雪の里は子を多く産むユキオナが一番偉く、次に偉いのは狩りのできるユキオナですが、そのどちらにも氷雨はひいでていました。
晶と結が双子として生まれた時には会議に参加して〝どちらを里のおさにするか〟という問題について氷雨は、精子の若い期間は一日でも多く使う使うべきと考え『先に精通した方をおさとせよ』という意見を出し、会議では他のユキオナとは違う意見を述べることもあり、氷雨の意見は重要な意見として取り入れられていました。

晶と結のことは他のユキオナたちと同様に見張っていて、2人が里から離れないように連れ戻したり、里から出ないように教育をしていました。

結がおさになった時、子を産むために待ちわびていた氷雨は結と子作りを繰り返し行いました。

里の歴史を守る氷雨

氷雨は雪の里の歴史を守るためユキオノである晶と結には徹底的に厳しく監視をしてきました。種を残す役割があるユキオノに万が一のことがあると里は滅んでしまうため2人の行動を制限してきましたが、これはユキオノに何かあった場合は氷雨だけではなく他のユキオナも困ることになり、里全体の存亡に関わってくるからでしょう。

結の覚悟に免じて晶の出郷を不問とした時は、里から出た晶に対して命を狙う追手を向かわせていました。雪の里は元々、里の者は里から出てはいけないという掟があり、里以外で子供を作った場合、里の歴史に傷がついてしまいます。
そのため氷雨は結果的に結を騙すことになり、その後、結は零結石を持ち出して里から出る事件を起こしました。





まとめ

雪の里に住むユキオナ・氷雨は晶と結の過去編で登場した人物で、里のユキオナの中でも優秀な存在。子を多く産むことができる氷雨はユキオノが生まれてくるのを待ち望んでいました。

里に子孫を残していくためにユキオノを厳しく監視して、ユキオナたちの会議の時は重要な意見を出していました。

晶と結の過去編に登場した氷雨ですが、里の重要な人物として描かれ、現在は亡くなっていると思われます。
ユキオノの双子が生まれたのも歴史の中で初めてのことで、おそらく氷雨も驚いていたことでしょう。氷雨は氷雨で里のために考えて子孫を残そうとしていたようですが、結果的に里には災厄が訪れるという結果となってしまいました。

TVアニメでも登場した氷雨ですが、アニメ版と漫画版では見た目が少しが違っています(・・)
氷雨は狩りもできて強くて他のユキオナに比べたらたくましい感じのキャラでした。今までにたくさん子供を産んでいたため年齢は結構いってそうですね。
氷雨は完全な悪役キャラというわけではないと思いますが晶や結からしたら嫌な人物でしょうね…(- -;)

晶と結の過去編で登場したユキオナ・氷雨。TVアニメでは最終話の雪の里のシーンが印象的でした。

 

今回は怪物事変に登場するユキオナ・氷雨について紹介しました。




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