ジャンプスクエアで連載中の漫画『怪物事変』。

怪物事変は〝怪物〟という存在が特徴的な、独特の世界観があるオカルトファンタジー漫画です。怪物事変はストーリーや世界観の他に、作画やキャラクターにも好評があります。怪物事変は基本的に少年漫画として楽しめる作品になっていますが、中には『グロテスク』と言われるシーンや『エグい』と言われるお話も出てきます。

漫画を読む人の中には「グロいシーンやエグい話は苦手!」という人もいると思いますが、怪物事変は作中でどんなものがあるのかまとめてみました。

今回は怪物事変のグロいシーン・エグい話についてまとめました。

ものへん』はジャンプスクエア2017年1月号から連載中の藍本松さんによる漫画作品。
2021年1月から3月までTVアニメが放送されました。
このページでは怪物事変についてまとめています。
※ネタバレ情報あり




グロいと思われるシーン


出典:怪物事変 コミックス2巻より

作中で出たグロテスクなシーンをまとめました。この他にも人によってはグロいと思うシーンがまだあるかもしれません。

 

《1巻で蟲が大量に出るシーン》
人間の家族を襲った〝サンチュウ〟というダニのような生物。怪物屋が救助にやってきますが、その時に見た光景が部屋を覆う無数のむし。家族は三尸蟲に襲われてその部屋で倒れていて、部屋の光景はグロテスクそのもの。夏羽が助けに部屋の中へ入りますが、夏羽の顔や体にくっついたその姿はグロかったです。 

《3巻で蚊の怪物が登場するシーン》
バグバイト電子工場で登場した〝蚊婆カノンバ〟という蚊の怪物。血だけではなく脳味噌まで吸いますが、実際に人間から吸うシーンがありました。見た目からして苦手な人も多いのではないでしょうか…。

《10巻で炉薔薇の性癖が描かれるシーン》
飯生の部下で〝炉薔薇ろばら〟という化狐がいます。炉薔薇の性癖は『定期的に生き物をバラバラにして〝工作〟しないと気が済まない』というもの。人間がバラバラにされているシーンはかなりのグロさです。炉薔薇がいつも持ち歩いているウエストポーチの中には腕や目玉などの体の一部が大量に入っています。

《13巻で木の上からヘビが大量に落ちてくるシーン》
この話は『出張版 怪物事変』という番外編になりますが、〝ジュ木子ボッコ〟という木の怪物がご近所トラブルによって事件を起こします。事件は夏羽によって解決しますが、木の上から大量のヘビが落ちてきて囲まれるシーンはヘビが苦手な人にとってはキツいものだと思います。

エグいストーリー


出典:怪物事変 コミックス6巻より

作中で出たエグい話をまとめました。
初めて読んだ時はやはり織と晶の過去編がインパクトが強かったです。

あとから紺の過去も明かされましたが紺の過去編も印象に残りました。

《織の過去編》
織の母親・組は、織の叔父である蓼丸昭夫にモノとして扱われ、研究のためにさまざまな生き物や怪物と配合させられていました。幼い頃の織はその光景を目の当たりにしたことで記憶が混濁こんだくしてしまいます。組は母体として長年、蓼丸昭夫に利用され続けていました。
研究成果が出たあと、組は精神的なことから目を覚まさずにずっと眠っている状態でした。

《晶の過去編》
この話は晶の双子の兄・結が、晶を守るためにつらい目にあうことになります。
雪の里にはユキオノユキオナという怪物がいて、里に生まれた雪男子は精通をしたら長となります。里では子を多く産む雪女子が一番偉く、雪男子は雪女子たちの子作りのために利用されます。里から出ることは許されなく、雪男子が生まれたら、父親になった雪男子は近づくのを禁じられて別室に入れられてやがて死んでいきます。

《紺の過去編》
「那須」という地で生まれ育った紺。紺はおいなさまという狐が大好きでとても慕っていました。
那須に飯生がやって来たことによって、紺の家族や親戚、そしておいなさまも全員が飯生によって皆殺しに。
その後、紺は飯生に洗脳されて飯生のことを母親のように慕ってきました。





まとめ

怪物事変にはグロテスクなシーンやエグい内容の話なども出てきます。周りの意見では「グロさはそこまで気にならない」「絵が綺麗なのでどんどん読める」「言うほどグロくない」などの良い評価がありましたが、反対に「グロくて苦手」「見た目がキモい」と言う意見も。

管理人自身はそこまで気にせず読んでますが、たしかに「ちょっとグロいな」と思うシーンもあり、漫画だから読める、実写版だったらキツいだろうと思うシーンもありました。ただ、怪物事変の漫画は絵が綺麗でキャラクターがかわいいということもありどんどん読めてしまいます。ストーリーもおもしろいので気にせずどんどん読み進めていけました。

織や紺の過去編みたいに味方だと思ってた人物が実は悪党だったというパターンはなかなかつらいですよね。
紺は最初の頃なんかは飯生が大好きだし。飯生様、実は最悪の敵キャラでしたね。

雪の里に関しては弟の晶を守ろうと一人犠牲になる結と、兄の結を心配して自分に何かできることはないか悩む晶の兄弟愛が描かれてました。
自由もなくて里の掟が厳しいですよね。特に雪男子は大変。

キャラクターみんないろいろな背景がありますね。

夏羽も隠神に出会うまでは孤独で何の希望もない人生だったし(◞‸◟)

怪物事変はキャラクターの過去も描かれているのが良くて、そのキャラクターがどんな人生を送ってきたか知ることでさらにキャラクターに対して共感できる部分も増えますよね。

エグい内容もありますが、読み進めていくと感動するシーンが出てきて、友情や絆といった少年漫画らしい表現も多くあり、楽しく読むことができました。
グロ系はやはりインパクトがあります。バトルシーンや他のシーンでも体の一部が飛んだりと迫力はありますが苦手な人は注意(^ ^;)
主人公の夏羽自体も体が再生する能力を持っていて首や腕がよく飛ぶんですが夏羽の場合は再生する炎がカッコ良く描かれていたり頭だけの状態が意外とかわいかったりするんですよね(笑)
TVアニメの最終話の夏羽ですが、ガイコツの顔に目玉があるのは面白くてちょっとかわいかったです。

たくさんの怪物が登場する「怪物事変」。
グロ系が気にならない人はおすすめ漫画としてぜひ読んでみてほしいと思います^^

 

今回は怪物事変のグロいシーン・エグい話についてまとめました。




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