出典:怪物事変 コミックス5巻より
怪物事変の世界には「怪物の結石」と言われる特殊な石が存在します。
その中の1つに、命を糧にして己の能力を向上することができる「零結石」というものがあります。
作中ではこの零結石の力を使って、晶の兄である結が夏羽たちと激闘を繰り広げました。
しかし、零結石の力に耐えきれず、この戦いで結は死亡寸前になってしまいます。零結石は別名〝死をもたらす石〟。
夏羽たちと戦った結ですが、なぜ結は零結石を使うことができたのか、その後の結の状態や零結石はどうなったのか。
今回は死をもたらすと言われる石〝零結石〟についてまとめました。
出典:TVアニメ『怪物事変』公式サイトより
『怪物事変』はジャンプスクエア2017年1月号から連載中の藍本松さんによる漫画作品。
2021年1月から3月までTVアニメが放送されました。
このページでは怪物事変についてまとめています。
※ネタバレ情報あり
零結石について
出典:怪物事変 コミックス5巻より
零結石は怪物の結石の一つです。別名は〝死をもたらす石〟。病に侵された不毛の大地を破壊し、再生させるために作られたと言われています。
零結石は晶と結の故郷「雪の里」で、宝物のように大切にされていた石です。里の中に人間が入ってこないように零結石の力で吹雪の結界を張ることができます。
里の奥に祀られている零結石は本来、持ち出すことを禁忌とされていて、命を吸うため里の者は近づかないように言われていました。
極寒の地で育った雪の里の者でも零結石にはかなりの冷たさを感じ、雪の里以外の者がさわると危険。
夏羽&野火丸VS結
結が零結石と同化してパワーアップ
零結石を管理できるのは低温に耐性のある雪の里の者だけです。
あまりの冷たさのため、雪の里の者以外が触れると皮膚はボロボロになって使えない状態になります。雪男子の晶でさえも零結石にはかなりの冷たさを感じていました。
結は零結石を体に埋め込んで同化し、零結石に命(エネルギー)を与えることで自分の能力(雪男子の力)を最大限まで引き上げました。しかし、耐性はあっても無効化できるわけではなく、零結石と同化したことで結は夏羽たちとの戦いの途中で力尽きて、意識が朦朧として倒れてしまいます。
零結石は同化することで怪物の力を引き出すことができますが、その代わりにフィジカルとメンタルに影響が出てしまい、正常ではいられなくなってしまいます。
戦いの中で死亡寸前になる結でしたが晶と夏羽が助けに入り、夏羽の持つ命結石と零結石が融合したことで零結石が結の体から分離され、結果的に結は命を落とさずに済みました。
その後の結と零結石
結はこの戦いのあと、御花ばあさんの病院で休むことになります。フィジカル、メンタル共に回復して元に戻り、無事に復活することができました。
零結石は命結石と融合して形が変わり、そのままくっついた状態に。結は「役立ててほしい」という理由で零結石は夏羽に差し上げることになりました。
命結石と融合した零結石ですが、夏羽が普通に結石に触れても大丈夫なのは命結石が零結石の力を弱めたからと言われています。
無事に回復したあと結はしばらくの間、晶と一緒に旅に出ます。
街中や山などいろいろな場所を回って、沖縄に来た結はそこで晶と一緒にオバー食堂という店で働くことになり、そこでは調理や接客を覚えて働く姿が描かれていました。
以前の零結石の影響も消えて、現在は夏羽たちの仲間として活躍しています。
まとめ
零結石は怪物の結石の一つで、別名は〝死をもたらす石〟。
低温に耐性のある雪の里の者しか使えなくて、使ったとしても心身共に影響が出てしまい、死亡する危険性もあります。零結石の力で、能力はアップしてもその代償は大きいですね。
結は雪の里出身の雪男子ということで零結石の力を使えてたようです。零結石の力というのがすごかったです。零結石自体かなりの冷たさのため雪の里の者以外はさわれませんね。実際に使用した結は正常ではいられなくなり、触ってしまった野火丸は右手を壊され、零結石恐るべし(・・;)
命の危機だった結ですが夏羽たちの助けもあって無事に回復できて、零結石は命結石と合体して形が変わりました。
この件で夏羽たちは怪物の結石が融合するという事実を知ります★
零結石は雪の里にとっても重要な石で、結が里から持ち出して来てしまいますが、夏羽&野火丸VS結は零結石の力がかなり大きく影響した戦いでした。
夏羽と野火丸のコンビと互角に戦うのってかなりすごいですよね。零結石の力がなくても結は普通に強そう(・・)
作中では零結石は命結石に続いて怪物の結石では2こ目の登場でした。
たくさんの結石がある中で零結石は雪の里に関係する雪や氷などに関係する力を持っています。
他の怪物の結石について↓↓
今回は死をもたらすと言われる石〝零結石〟についてまとめました。
質問や感想などがある場合には下のコメント欄かページ下の管理者情報にあるメールアドレスからご連絡ください。よろしくお願いします。