出典:怪物事変 コミックス3巻より

コミックス第3巻は2017年11月に発売されました。

この巻では、探偵事務所のミハイが請けた依頼を夏羽と織と晶の3人がバグバイト電子工場に事件の調査のために乗り込んで、3人で依頼を達成するところから、織の親を探すために群馬県錦糸郷へ行くところまでが描かれています。


怪物事変の単行本2巻の感想・ネタバレはこちら↓↓

怪物事変の単行本2巻《感想・ネタバレ》


このページでは怪物事変のコミックス第3巻の感想やネタバレを紹介しています。

《3巻の裏表紙の説明文》
不思議な同居人・ミハイ。常人ならざる力を持つとされ、不老で半不死の「吸血鬼」である彼は、どうやら一癖も二癖もあるようでございます。ミハイの謀によって依頼をこなすことになった夏羽・織・晶の3人。ですが少々、厄介な案件のようで…。

ものへん』はジャンプスクエア2017年1月号から連載中の藍本松さんによる漫画作品。
2021年1月から3月までTVアニメが放送されました。
このページでは怪物事変についてまとめています。
※ネタバレ情報あり




登場人物

・夏羽(かばね)
・織(シキ)
・晶(あきら)
・隠神(いぬがみ)
・ミハイ
・野火丸(のびまる)
・紺(こん)
・蚊賀 レイカ(かが レイカ)
・蚊賀 エリカ(かが エリカ)
・蚊賀 モモカ(かが モモカ)
・蓼丸 昭夫(たでまる あきお)

収録話

『8. 黒い工場』

ミハイが請けてしまったバグバイト電子工場の捜査の依頼で、夏羽・織・晶の3人は現地に向かいます。

3人は工場に着き、織は蜘蛛アラクネの能力で自分の姿を消して、工場の中に潜入します。織と一緒にミハイが操作するカメラ付きの光学迷彩の高機能ミニ四駆も潜入します。工場の外では夏羽と晶が待機。


出典:怪物事変 コミックス3巻より

作業場での様子を覗く織ですが、中では全員が正気のないロボットのように働いていました。その内の1人が突然パニックを起こして作業場を飛び出しますが、そこで上司と思われる女性が現れてその従業員を別室へ連れて行きます。中にはもう2人の女性もいて、そこで従業員は蚊の怪物にへんした女性に脳を吸い取られて倒れます。女性3人は蚊賀かがという名前の三姉妹で、蚊婆カノンバという蚊の怪物でした。

しばらくしてから従業員は起き上がり、再び作業場へ戻ります。

この様子を見ていた織は一度撤退して隠神に報告しようとします。

しかし、ミハイがこの状況を楽しむため、ミニ四駆を操作してその部屋に体当たりをします。


出典:怪物事変 コミックス3巻より

音に気づいた中の三姉妹は不審に思って部屋から出て来て工場内を分かれて探すことになります。

隠れていた織ですが蚊賀三姉妹の次女・エリカに見つかってしまいます。恐怖で動けなくなってしまった織ですが、ミハイがミニ四駆を操作して助けます。

織には過去のトラウマがありました。

 

『9. 湧き出るもの』

織のピンチを知り、夏羽と晶は工場の中に侵入します。そこで蚊賀三姉妹の三女・モモカに見つかってしまいます。モモカは夏羽たちに襲いかかりますが返り討ちにあいます。

 

一方、織はミハイのあおりもあって、アラクネの能力を使い冷静に戦って、次女・エリカを倒します。


出典:怪物事変 コミックス3巻より

その後、夏羽たちが織と合流しますがそこに最後の一体の蚊の怪物・蚊賀三姉妹の長女のレイカが現れます。
工場内のことを秘密にしてほしいと交渉するレイカですが夏羽たちはそれを拒否。

戦いが始まります。


出典:怪物事変 コミックス3巻より

夏羽たちは戦いますが織と晶がやられてしまいます。夏羽もやられそうになりますが、そこでミハイがアドバイスをして夏羽は本能のままに怪物の力を解放します。

 

『10. 生存』

夏羽に攻撃された蚊賀三姉妹の長女・レイカは倒れます。


出典:怪物事変 コミックス3巻より

そこに飯生の部下のバケギツネの野火丸が登場します。野火丸は蚊賀三姉妹を爆破して消し去ります。夏羽と話をしたあとその場を立ち去り、夏羽たちも探偵事務所に帰りました。夏羽たちは無事に依頼を達成しました。

 

3日後、夏羽は紺に会いに公園へ向かいます。元々会う約束をしていた夏羽ですが遅くなってしまい、結局その後夏羽と紺は2人で出かけることになりました。夏羽と紺が2人で歩いているところを見た晶は、デートだと思い、織も呼び出します。


出典:怪物事変 コミックス3巻より

夏羽と紺に見つからないよう尾行する晶と織でしたが、途中で見つかってしまい、4人は探偵事務所に帰りました。

 

『11. 蜘蛛の糸』

怪物屋メンバーの夏羽、織、晶、隠神の4人は織の親についての件で群馬県の錦糸郷に向かいました。


出典:怪物事変 コミックス3巻より

現地についた怪物屋の4人は、そこで織の叔父の蓼丸昭夫に会います。

蓼丸昭夫と織は2人きりになり、織の両親について話しました。織は親が両方ともすでに亡くなっていたことを聞かされて、話が終わったあと織は夏羽たちのところへ戻って来ます。

夜になって大浴場に入っていた夏羽と織と晶ですが、そこに野火丸が現れます。
浴場から上がったあとに4人で森を探検しに行きます。森を探検している途中で、織はある古屋を見つけ、幼い頃の記憶で母親と怪物のおぞましい光景を思い出します。


出典:怪物事変 コミックス3巻より

その頃、隠神は蓼丸昭夫に話があると言って誘い出します。

 

怪物事変❸(完)





感想

前半のバグバイト電子工場では新たに蚊の怪物が出て来ましたが見た目がかなり特徴的で最初見た時はびっくりしました。工場内に侵入して捜査をするという感じで面白かったです。織は過去にとてつもない怖い体験をしてそれがトラウマになったようですが、群馬県錦糸郷での話と関係あるかもしれません。あと夏羽が怪物の力を使って敵を倒したり野火丸の登場シーンもよかったです。

後半の錦糸郷の話はまだ途中ですがこれから真実が明かされていきますね。蓼丸明夫が怪しいです。織の記憶のところでいろいろと考えさせられます。

あと3巻は夏羽と紺がデートするシーンがありますがそこも面白くて個人的には好きでした。

見どころ

・夏羽がミハイのアドバイスをうけて怪物の力を解放して、敵を倒すところ

・織の幼い頃の記憶が蘇るところ

口コミ

「3人が成長して敵を倒すという流れが読んでいて楽しい」「ミハイの面白半分で始まった依頼だったけど結果的にみんなが成長するきっかけになってよかったと思う」「ミハイがいい助言役になっていた」「野火丸が一癖あるキャラだと思った」「シキの過去が明らかになって後半シリアスな話だった」「デートする夏羽と紺がかわいかった」「蚊婆の三姉妹が怖くて気持ち悪かった」「錦糸郷で出て来た謎の少女がかわいかった」など。





まとめ

【怪物事変の単行本3巻】
・夏羽、織、晶がバグバイト電子工場に潜入して内情を調査
・夏羽と紺のデート回
・織の親探しで夏羽たちは群馬県錦糸郷へ

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3巻では主にバグバイト電子工場の話と、織がメインの群馬県錦糸郷での話でした。

バグバイト電子工場では夏羽たちの成長が描かれています。ミハイの人間性や新たなバケギツネの野火丸も登場して面白くなってきています。紺は夏羽と一緒にいてどんどん仲良くなってきてますね。

群馬県錦糸郷では織の過去や両親についての話になりますが、謎だった部分は4巻へと続きます。


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怪物事変の単行本4巻《感想・ネタバレ》


 

今回は怪物事変の単行本3巻についてまとめました。




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