漫画『怪物事変』の主人公・夏羽の屍鬼の能力について解説!!
怪物事変に出てくる主人公の夏羽は屍鬼と人間の間に生まれた半妖の少年です。屍鬼は殺しても死なない不死身の肉体を持っています。欠損した部分は屍鬼の炎と共に再生して元に戻すことができます。
怪物事変の主人公・夏羽はこの能力を使って作中で活躍しています!
今回は屍鬼とは何なのか、どんな能力があるのかを調査しました。
出典:TVアニメ『怪物事変』公式サイトより
『怪物事変』はジャンプスクエア2017年1月号から連載中の藍本松さんによる漫画作品。
2021年1月から3月までTVアニメが放送されました。
このページでは怪物事変についてまとめています。
※ネタバレ情報あり
主人公・夏羽について
この物語の主人公で屍鬼と人間の間に生まれた半妖の少年で、隠神と出会うまでは田舎にある鹿の子村というところで暮らしていました。1歳の時に母親の妹である叔母に引き取られ、その後は叔母の元で暮らします。
普段は学校へは行かず、毎日畑仕事で泥まみれになっていることから周りからは「泥田坊」と呼ばれていました。叔母の元で鹿の子荘で働いていましたが、生まれつき怪物特有の体臭があるせいで接客を任せてもらえず、外仕事や家事を任されていました。
隠神と出会い、行方不明の両親を探すため、両親が夏羽に残した怪物の結石「命結石」を手がかりに各地を回って怪物の結石を集めます。
無機質でおとなしい性格で、ほとんど人と接することなく生きてきたため感情が読めない時があります。
父親は屍鬼で、母親が人間です。
半妖として生まれた夏羽ですが、見た目は普通の人間です。
〝屍鬼〟とは
出典:TVアニメ『怪物事変』公式サイトPV②より
屍鬼(クーラー)は血を持たない鬼のことです。
特徴は「何度でも再生する体」と「痛覚がない」ということです。
屍鬼には痛覚がないため痛みを感じることはありません。また、血液がないため体にダメージを受けて血が出ることはありません。殺しても死なないので、首をはねられても何度でも体を再生させることができます。再生する時は紫の炎と共に再生します。
屍鬼には「痛い」という感覚がありませんが、「叩かれている」「触られている」という感覚はあります。脳の伝達によって本来なら危険を感じる「痛覚」ですが、屍鬼にとって痛みは必要のない感覚なので感じることはありません。
屍鬼は鬼の怪物なので「鬼族」に分類されます。
見た目は、鬼の腕や恐ろしい形相が特徴です。
不死身の体!! 再生する炎!!
出典:TVアニメ『怪物事変』公式サイトPV①より
屍鬼は何度でも体を再生できる能力があります。体の一部がなくなっても炎と共に再生して通常の体に戻ります。屍鬼の体の中には血の代わりに炎がめぐっています。
しかし再生速度にも限界があり、何度も再生しているとその速度が遅くなります。また、首から下を再生することができて、失った胴体は動かすことができずに死んだ細胞になりますが、自分から切り離した場合は脳からの直前の命令を覚えているため数秒の間なら動かすことができます。
夏羽は敵との戦いでは屍鬼の能力を使って独特の戦いをします。
5巻の零結石を巡っての戦いでは屍鬼の能力を活かして野火丸との連携で夏羽は全身燃える体で戦いました。
屍鬼の弱点
夏羽の体は血液の代わりに炎がめぐっていて、再生することを含め、炎は血液の上位互換のようになっていますが、酸素がないと燃えないという弱点があります。
屍鬼は体を再生させることができますが、首だけの状態で箱や鞄などに密閉されると再生できずに身動きがとれなくなります。そのため、死ぬことはありませんが酸素がないと身体機能が停止してしまいます。
屍鬼のにおい
屍鬼には体から発せられる特有のにおいがあります。
人間からしたら良いにおいではありません。
夏羽のにおいについて弥太郎は「鼻がもげる」というように発言。村の宿で働いていた頃はそのにおいのせいで接客をさせてもらえず人前に出させてもらえませんでした。
晶からは「変わったニオイ」、炉薔薇からは「死体のニオイ」というように、屍鬼は特有のにおいを持っています。
屍鬼の歴史
屍鬼はその炎を別の生き物に分け与えることで同胞を増やしていきますが、分け与え続けることで炎は弱まっていつか消えてしまい、それが「死なない屍鬼の一生」と言われています。
しかし、夏羽の屍鬼の力は弱まってない元来のものでなぜか見た目は人間のようだと言われていました。
作中では屍鬼の人物が、頭部を二つ以上に分けられた状態で体をそれぞれ怪物の結石に封じ込められて、千年もの間、生きたまま各地にいくつも点在しているという話がありました。
全ての結石を集めて融合させるとその人物が復活して、その人物こそ夏羽の父親なのではないかという説がありました。
夏羽の覚醒シーン
作中では夏羽の鬼の力が発動するシーンが何度か出てきます!
普段とは違うかっこいい夏羽に注目です★
まとめ
屍鬼は殺しても死なないということで、夏羽は不死身の体を持っています。何度でも再生できるというのがすごい(^ ^)
再生する炎が特徴的です。
結との戦いの時の夏羽と野火丸の作戦は屍鬼の能力を活かした戦い方で面白かったです。
ただ屍鬼は「酸素がないと再生できない」という弱点もありました。屍鬼は不死身だけど無敵ではないので、作中でこれからさらに強敵と戦っていくために、夏羽自身ももっと強くなっていくと思われます。
不死身の体を持つ主人公というのは珍しいタイプ^^
「夏羽(かばね)」という名前ですが、これはおそらく「屍(しかばね)」に関係あるでしょう。
2021年には怪物事変のテレビアニメも放送されるので、テレビで実際に動いている夏羽の屍鬼の能力を見れるので楽しみです。
今回は怪物事変の主人公・夏羽の持つ屍鬼の能力について紹介しました。
質問や感想などがある場合には下のコメント欄かページ下の管理者情報にあるメールアドレスからご連絡ください。よろしくお願いします。