怪物事変の世界には蜘蛛アラクネという怪物がいます。
蜘蛛アラクネは体から糸を出して自在に操る能力を持っています。怪物事変のキャラクターでは織や綾が蜘蛛アラクネの怪物です。

織は蜘蛛アラクネと人間の間に生まれた半妖で見た目は人間の姿をしています。

〝アラクネ〟は実際にギリシャ神話として知られていて、怪物事変以外の漫画やアニメでも登場しています。

今回はアラクネとは実際にどんな存在なのかを調査しました。

ものへん』はジャンプスクエア2017年1月号から連載中の藍本松さんによる漫画作品。
2021年1月から3月までTVアニメが放送されました。
このページでは怪物事変についてまとめています。
※ネタバレ情報あり




アラクネとは

アラクネはギリシャ神話に登場する女性です。イドモーンの娘で、リュディアで染織の仕事をしていました。アラクネーとも呼ばれます。
ゲームや漫画などでは、上半身が女性で下半身が蜘蛛の怪物として登場します。

《ギリシャ神話》
昔、リュディアという地方にアラクネという娘が暮らしていました。アラクネは機織はたおりが大好きで、その技術は人間とは思えない程でした。アラクネは、機織の名手の女神アテナにも負けないと公言していましたが、それを耳にしたアテナは聞き捨てならないとして人間界に降りてきて老婆の姿でアラクネの前に現れます。アテナはそんなことを言ってはいけないと、その言葉を取り消すようにアラクネに言いました。しかしアラクネは、取り消すどころか何なら今すぐに勝負をしても良い、と言い出しました。アテナは変身を解いて女神の姿に戻ります。お互いが機織の名手で、“人間界のアラクネ”と“天界の女神アテナ”は機織で勝負をすることになり、その結果、アラクネの見事な出来に驚くアテナでしたが、その神々を侮辱した様子が描かれた作品に腹を立てたアテナは、その作品を引き裂いてアラクネをえます。アラクネは自分の過ちに気が付き、首を吊って自殺をしますが、アテナは怒りと哀れみからアラクネにトリカブトの液をかけて彼女を蜘蛛へと転生させます。こうしてアラクネは蜘蛛としてぶら下がりながら糸を出し続ける生活を送ることになりました。

『怪物事変』に登場するアラクネ

怪物事変に登場するアラクネは、織、組、綾の3人がいます。3人とも家族で、見た目は人間の姿をしています。

織:蜘蛛アラクネと人間の半妖
組:蜘蛛アラクネの怪物
綾:組と他の生き物の配合によって生まれた蜘蛛アラクネの能力を持つ怪物





まとめ

アラクネはギリシャ神話に登場する機織はたおりが得意な女性のようです。女神アテナに勝負を挑んで最終的には蜘蛛に変えられてしまったということでしたが、元々は人間だったんですね。アラクネ自身あまりの自信に女神にも負けないと口に出してしまって勝負をすることになって、アラクネが蜘蛛になってしまうという物語でした。

ゲームなどのキャラクターでもアラクネという怪物かいぶつが出てきますが人間と蜘蛛の姿で登場して糸を使っています。

怪物事変では主要キャラクターの織が蜘蛛アラクネと人間の半妖ということで、戦闘シーンなどでも糸を使って戦っています。作中ではいろいろな性質の糸を使った技がたくさん出てくるところが見どころです。

 

今回は怪物事変に登場するギリシャ神話の「アラクネ」について調査しました。




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