【怪物事変( けものじへん)】

このページでは怪物事変のコミックス第6巻の感想やネタバレを紹介したいと思います。


出典:怪物事変 コミックス6巻より

コミックス第6巻は2018年11月に発売されました。

この巻では晶と結の雪の里での過去が明かされて、その後、幻結石を求めて四国屋島を訪れて頭領の太三郎狸三代目に譲ってもらおうとして対決するところまで描かれています。

 

怪物事変の単行本5巻の感想・ネタバレはこちら↓↓

【怪物事変の単行本5巻】感想・ネタバレ

 

《6巻の裏表紙の説明文》

零結石の力と引き換えに自らの命を削り続ける結。兄を救おうと、晶は零結石に手を伸ばすのですが、その刹那、結の記憶を垣間見ることになるのでございます。それは唯一人の弟を守らんと悲しき運命を受け入れた記憶…。絆で結ばれた兄弟の物語の結末。そして怪物の結石の謎とは――!?

 

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登場人物

・夏羽(かばね)

・織(シキ)

・晶(あきら)

・隠神(いぬがみ)

・結(ゆい)

・野火丸(のびまる)

・飯生(いなり)

・紺(こん)

・伊予姫(いよひめ)

・全吉(ぜんきち)

・太三郎(たさぶろう)

・ミハイ

 

収録話

『20. ひとり』

結が零結石の力に耐えきれず倒れそうになり、晶は結の胸に刺さっている零結石を抜こうとします。その瞬間、晶の頭の中に結と過ごしていた頃の『雪の里』での記憶が入ってきます。

 

「(な…なに これ… ……!!? 何か…アタマの中に入ってくる…… これって 兄さんの――…)」

 

幼い結と晶は里の外で走って何処かへ向かっていました。しかし氷雨ひさめという里のユキオナに見つかって家の中に連れ戻されます。

雪の里は結と晶が生まれるまでは、200人程度のユキオナと百年に一度しか生まれないたったひとりのユキオノで成る怪物の里でした。男児を生んだユキオナの母親は例外なく死に、父親は扉の奥に閉じ込められ近付くのを禁じられています。

結と晶はいつか東京に行って2人で暮らそうと話していました。

 

いつか東京に行こう そしてふたりで静かに暮らそう

 

それから数年が経ち、結は雪の里のおさになります。

おさになった者は子孫を残すためにユキオナたちとの役割を果たさなければなりません。結は「長の務め」という、自分がこれからどのような扱いを受けてゆくのかを知ることになります。

 

氷雨「……先代が不能となって十余年…… 待ちわびたぞ この時を……!!

 

結はおさになっていろいろなことを知ります。里の奥には零結石があり、そのせいで里が吹雪に覆われています。ユキオナは外に狩りに出て動物を仕留めて、蓄えのない時は子をはらめないユキオナから死んでいきました。ユキオナは子を多く産む者が一番偉く、次に偉いのが狩りのできる者だと決まっています。そのどちらにも優れていた氷雨でしたが、それをよく思わない者もたくさんいました。結はおさになって種を残すため雪女子たちに毎日何度もじゅを浴びる扱いを受けます。

ある日、結は晶の精通に気づきます。晶を自分と同じ目に合わせないためにも、ユキオナから晶を守るために、晶を里から逃すことを考えます。


出典:怪物事変 コミックス6巻より

結は里のユキオナを全員集めて、ひとり残らずはらませることを条件に、晶を里から出すように言います。さらに結は、この条件を呑まなければ自害することを伝えます。
里で一番優れているユキオナ・氷雨は簡単に条件を呑もうとしませんが、結も一歩も引きません。

 

しょうはこちらの台詞せりふだ 晶に俺の代わりがつとまるとは到底思えんがな 俺の肌を忘れたか? 氷雨よ

氷雨「!……」

 

結の覚悟に免じて氷雨は晶の出郷を不問としました。

結は晶に『東京』『怪物屋』『隠神』の言葉を忘れないで南に向かうように伝えます。

しかし一年後、結は晶がユキオナたちに晶の命を狙う追手を向けられていたということを知り、ハメられていたと気づきます。

結もその後、逃げ出します。


出典:怪物事変 コミックス6巻より

結は里から零結石を持ち出して自身と同化します。

 

零結石よ!! 我が慟哭どうこくに応えよ!!!

 

そこで雪の里での記憶が途切れます。

晶は結を助けようとして結の胸に刺さっている零結石を取ろうとします。夏羽も手伝って、夏羽が出した命結石が結の零結石とくっつき、結の胸から零結石は取れて2つの結石が融合しました。

 

『21. みんななかよし大作戦』

零結石と命結石が融合して、そこに飯生が現れます。

その後、隠神と織も現れます。隠神と織は、晶のぬいぐるみがオーバーヒートで燃焼させて氷を溶かしたおかげで解放されることができました。

 

飯生は融合した怪物の結石を持って去ろうとしますが、それを返すように言う隠神。

飯生と野火丸はその場を去ろうとします。その時に夏羽が野火丸の負傷した右手を心配して、綾に頼めば治してくれると言いますが、野火丸は断って飯生と共に去って行きました。

その後、残りのメンバーは御花ばあさんの病院へ。

病室で寝ている結。その横で看病する晶。
夏羽は結に聞きたいことがあったため部屋の前をウロウロしていましたが、そこに晶が気づいて夏羽と会います。

 

夏羽「あの… お兄さんが起きたら… 聞きたいことがあって… それだけなので…… …………邪魔をして申し訳ない 向こうで待っていることにする…」

待って!!

 

夏羽は去ろうとしますが晶は引き止めて、夏羽に言ったことを謝ります。

 

ボク 本当はみんなのこと大好き… 夏羽クンのこと…大好きだから!!!

 

晶は夏羽についた嘘の誤解を解いて元通りの関係に戻りました。

 

結は目が覚めて自分を止めてくれた夏羽に感謝して、雪の里での出来事や怪物の結石について話します。
晶を里から逃してそのあと自身は零結石の力に身を任せたこと、里にあった零結石のこと、そして怪物と人間との戦争〝怪物事変〟のこと。

 

「ともかく… 怪物の結石はそれほどまでに重要かつ貴重な物なのだ 夏羽どのの父君ちちぎみ 母君ははぎみは高名な怪物一族のおさではないか? むろん推測に過ぎないが…」

 


出典:怪物事変 コミックス6巻より

怪物事変のことも語られて夏羽たちは、夏羽の両親の手がかりになる日本各地にある怪物の結石を集めようと考えます。

結は今回の報いとして零結石を役立てほしいと言います。ひとりで抱え込もうとする結に、晶は自分の気持ちを結に伝えます。

 

「……ひとりでは耐えられないことも ふたりなら耐えられるって 兄さんが言ってたんだよ……」

 


出典:怪物事変 コミックス6巻より

晶の気持ちに気づく結。

最後に晶はみんなの手を写して写真を撮ろうとします。

 

みんななかよし大作戦 大・成・功〜〜〜!!!

 

最後に全員で写真を撮って晶の「みんななかよし大作戦」が成功します。

 

同時刻、公園の木の上で寝ていた紺のところに野火丸がやってきます。

野火丸がやってきたのは飯生からの任務の通達をするためでした。紺にとっては朗報で、驚きを隠せない様子。

 

本当か!!?

野火丸「うわ うっざ触んな おっと つい本音が」

「どんな任務だ 早く言え!」

野火丸「ったく もう…」

 

野火丸は飯生からの任務を伝えます。任務の内容は〝夏羽をかいじゅうし 怪物の結石を回収せよ〟。

 

『22. いざ屋島』

野火丸は紺に任務の説明をします。それは夏羽の持っている怪物の結石を強奪しないで『譲ってもらうか、盗む』というものでした。野火丸は紺に夏羽たちの次の行き先へスパイとして同行するように言いました。

 

探偵事務所では次の行き先について話す隠神たち。

 

夏羽四国へ?

隠神「そうだ お前の親がどうやって結石を手にしたかだが… まずは 俺たちの石とは別の石を持っていて かつ 強力してくれそうな奴のところへ行く」

 

隠神は怪物の結石を探すべく、まずは結石を持っていて、それでいて協力してくれそうな場所へ行くために、四国の屋島というところへ行く提案をします。

事務所にはしばらくの間、晶はいなくて、隠神は夏羽と織と3人で屋島へ行こうとしますが、織は今回パスすることになりました。

 

俺 ちょっと残ってやりたいことがあるから 今回は留守番ってことで

 

四国屋島へは隠神と夏羽の2人で向かうことになります。

事務所から出てきた隠神と夏羽を見た紺は、2人に自分も四国に行くと告げて、四国へは隠神・夏羽・紺の3人で行くことになりました。

 

隠神「ずいぶん待たせちまったが…… これでようやく お前の依頼・・・・・に取りかかれるな それじゃあ行くか!

夏羽はい!

 

四国屋島では次期頭領の伊予姫が学校から帰ってきます。全吉も現れて、ケータイに隠神から連絡がきます。


出典:怪物事変 コミックス6巻より

 

隠神たちは電車に乗って、屋島に到着します。

屋島の狸たちは幻の中に身を隠して暮らしています。幻の解き方は葉をお金にへんさせてほうじること。

 

隠神「ようこそ 狸の総本山そうほんざん しま

 

幻を解くと、屋島では隠神の帰りを祝してどんちゃん騒ぎになっていました。右も左も狸だらけで紺は気絶してしまいます。

伊予姫と全吉も隠神を歓迎して現れます。隠神は太三郎に会いに来たと言い、太三郎のいる寺へと入りました。

 

寺の中には四国狸の頭領“太三郎狸三代目”がいました。

 

夏羽「……あなたが 太三郎のおじいさんですか……?」

太三郎いかにも わしがこくたぬき さぶろうたぬき三代目じゃ」

 

隠神は夏羽のことを話して、怪物の結石を譲ってくれないか交渉をします。

 

太三郎それだけの価値がそのおのにあるのか?

 

太三郎は怪物の結石“幻結石”を出し、夏羽に実力で奪ってみるように言います。

夏羽は太三郎に向かって行きますが、一撃で吹っ飛ばされて死んでしまいました。


出典:怪物事変 コミックス6巻より

 

『23. 鍛錬』

太三郎に吹っ飛ばされて倒れていた夏羽は起き上がって復活します。夏羽は再び向かって行きますがまた倒されてしまいます。

不死身の夏羽を見た太三郎は、石を何度奪いに何度挑んでもいいが一日〝一回死ぬまで〟と条件をつけます。

その後、気絶していた紺は目を覚まして夏羽と一緒に鍛錬をします。

 

その頃、東京では織がミハイの元に、あるお願いをしに行きます。


出典:怪物事変 コミックス6巻より

ミハイに声をかけますが、ミハイは無視。
それでも織は何度もミハイに話しかけます。

 

「…… あ〜 もう…! なんだったらいいんだよ……!! 俺っ… 強くなりてーんだよ!!!

 

織は強くなりたいという気持ちで、ミハイに稽古をお願いしようとしていました。

 

「足手まといに…… なりたくねえ……!! ……お…お願いします……!

ミハイ「——…いいことを教えてやる 〝未体験〟〝ザクロの缶詰〟〝惜しみない賞賛〟そして…〝土下座〟 私の好きなものだ 覚えておくがよい

 

織の言葉になかなか応じなかったミハイですが、織はプライドを捨てて土下座をしてミハイに稽古をつけてもらうことになりました。

ミハイが用意したのは「ミハイクエスト」というゲームで、織はゲームの中に入ります。ミハイクエストはゲーム内で負ったダメージが現実の肉体にも影響するというもので、織はそこで修行をすることになりました。

 

 

屋島では一週間が経ちましたが、夏羽は太三郎から怪物の結石を獲れていない状態が続いていました。

そこに伊予姫が現れて、夏羽を外に連れ出します。


出典:怪物事変 コミックス6巻より

伊予姫は一度見たものならばそっくりそのままへんできる能力を持っていて、伊予姫は太三郎にへんしました。

夏羽は伊予姫の力があれば、太三郎の“一日一回死ぬまで”の縛りなく攻撃を復讐できると思い、伊予姫に付き合ってもらうことになります。

 

夏羽「(いける…… これを繰り返せば 獲れる…!)」

 

紺は夏羽に、一緒に穴掘りで鍛錬はしないのかと聞きますが、今は伊予姫と鍛錬をする方が良さそうということで断られてしまいます。
全吉は夏羽たちの様子を木の上で見ていました。

 

怪物事変❻(完)

感想

6巻では前半は雪の里での過去の話で、後半が四国屋島での話でどちらも違ったストーリーで楽しめました。雪の里の過去では晶と結の兄弟愛が描かれていて感動しました。離れていた2人が再会してまた一緒になることができて良かったです。四国屋島では新キャラや新しい怪物の結石も出てきて、また物語が動き出して面白い展開になってきています。

夏羽や織がそれぞれ成長するために頑張るところが良かったです。

 

見どころ

・晶と結の「雪の里」での回想シーン

・四国屋島で太三郎が圧倒的な強さを見せるシーン

 

口コミ

「怪物の結石の秘密がわかって驚いた」「結と晶の過去が明らかになったけどえげつなかった」「伊予姫がかわいくて面白かった」「夏羽の親探しが本格化してこれから楽しみ」「結には晶がいて良かった」「紺久しぶりの登場だけど相変わらずかわいい」「雪男子は種として使われて気の毒」「雪の里の過去泣ける」「夏羽のためにミハイの元で強くなろうとするシキに感動した」「新章突入してこの後の展開が楽しみ」など。

 

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まとめ

【怪物事変の単行本6巻】
晶と結の雪の里での過去編
夏羽、隠神、紺が屋島へ
怪物の結石〝幻結石〟登場

《関連記事》

晶と結の「雪の里」での過去が明かされて、戦いが終わって結も回復することができました。織に続いて晶の過去も描かれましたがかなり大変だった様子が描かれていました。

零結石がや幻結石が登場して、怪物の結石についても触れられていってどんどん目が離せない面白い展開になってきています。

四国屋島では太三郎や伊予姫、全吉などの新キャラも出てきて面白くなってきています。

 

怪物事変の単行本7巻の感想・ネタバレはこちら↓↓

【怪物事変の単行本7巻】感想・ネタバレ

今回は怪物事変の単行本6巻についてまとめました。

 

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